大阪の松井市長は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、20日からの3連休の間、兵庫県と大阪府の往来の自粛を求めるというような通知が厚労省からあったことを明らかにした。
新型コロナウイルス対策をめぐって、19日午後、大阪市の松井市長から示されたのが...。
大阪・松井一郎市長「国からは、爆発的な患者が増えるということを抑えるために、警戒の第一段階をとってほしい。それは、大阪府と兵庫県の往来。これをできるだけ気を付けてくれ、ということでした。(気をつけてほしいということは?)不要不急の往来の自粛を呼びかけるとなっているね」
松井市長によると、感染者数が多い大阪府と兵庫県の往来を自粛するように国から求められたという。
松井市長「国の提案としては『往来するな』やから、お互い行き来するなということやと。今のところは」
兵庫県民は、「意味あるんですかね? 意味ない。5分で電車で行けちゃうから、尼崎なんか。電車動いている時点で意味ないと思う」、「そんなこと可能なの? 国民として納得できる? 僕はね、自由を束縛するような行政は間違っていると思う」などと話した。
19日現在の感染者は、大阪府が117人で兵庫県は92人。
大阪府は、人口およそ880万人。
両県あわせて人口1,300万人を超える巨大都市圏での対策は確かに重要だが、松井市長自身、戸惑いを隠せない。
松井市長「みんな、うちの(大阪市役所の)職員も、西宮(兵庫)から通っている人はたくさんいるし、尼崎(兵庫)にはほとんど買い物圏は梅田(大阪)やろうし...」
大阪ではライブハウス、兵庫では医療機関などで、ともに「クラスター」と呼ばれる集団感染が起きている。
しかし、大阪府は19日、ライブ参加者に新たに感染者が見つかっていないことから、収束したと判断。
一方、兵庫では、まだ感染者の確認が続いている。
隣接する大阪府と兵庫県。
それぞれの間は、JRの在来線や私鉄で結ばれ、山陽新幹線も通っている。
もちろん、高速道路や一般道も。
人も、電車も、車も通る巨大エリアでの今回の要請に、街の人からは、「ある程度仕方ないのかなと思うんですが、ちょっと困るかなという気もしますけど」、「困りますね。家が神戸で大阪が会社ですから。なんでもかんでも通行制限とか、効き目あるのかな」といった声も。
長引く新型コロナウイルスの影響。
イベントなどの自粛は、果たしていつまで続くのか。
19日夜、政府の専門家会議が示す見解の概要がわかった。
今後の感染拡大防止策については、地域の実情に応じた対応が必要だと判断。
感染が拡大している地域では、緊急事態宣言の必要性を検討するとの内容が盛り込まれ、引き続き、イベントの自粛が必要だと指摘する方向。
また、全国規模の大きなイベントを開催する場合も、座席の間隔を空けるなど、十分な対策が必要だとの見解を示すものとみられる。
そうした見解に不安を抱く現場があった。
桜の名所として知られる、神奈川・横浜市、大岡川を巡るお花見クルーズ船。
3連休初日の20日から、営業を再開する。
そこで懸念されるのが、イベント開催時の注意点。
座席の間隔を空けるという措置。
9日の専門家会議では、お互いの距離を1~2メートル程度空けるなどして、人の密集度を減らすことが重要とされた。
もし、クルーズ船内でも2メートルの間隔が必要となった場合、着席だと、30人乗りの船内では、ざっと計算して8人ほどしか座ることができない。
ケーエムシーコーポレーション・山内真由美さん「2メートルあけると、船内でも座れる方が6名さまとか、それくらいになってしまう。けっこう厳しいかなと」
営業するうえでも、相当な痛手となる。
ケーエムシーコーポレーション・山内さん「例えば、感染してない家族の皆さんでとか、お互いに感染してないことがわかってるカップルお2人で、貸し切ってご乗船いただくことをおすすめしている」
19日夜に示される新たな見解には、もう1つ柱が。
感染が終息に向かっている地域については、学校活動や屋外でのスポーツ観戦などの段階的な解除を検討するほか、感染が確認されていない地域では、リスクの低い活動から解除してもいいとの方向性が示される見通し。
こうした中で新たに持ち上がった、大阪・兵庫の往来自粛措置。
新たな混乱を招くことになるのか。
(関西テレビ)
"確かに" - Google ニュース
March 19, 2020 at 05:27PM
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大阪と兵庫 行き来自粛を 厚労省 爆発的感染の阻止で - www.fnn.jp
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