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Friday, March 27, 2020

若い視聴者獲得狙うNHKの様々な試み(創) - Yahoo!ニュース

若い視聴者に見てもらおうと4月に「よるドラ」新設

「私たちはロイヤルカスタマーと呼んでいるのですが、NHKをよく見てくれている視聴者層ですね。年齢でいうと60~70代が中心です。もちろんその方たちを大事にしつつ、もっと若い人たちにも見てもらうようにしていかないといけない。車の両輪と考えています」
 そう語るのはNHK編成局編成センターの大里智之センター長だ。ここ数年、NHKにとって大きな課題となっているのは、若い人たちに見てもらうテレビ局にするにはどうすればよいのか、ということだ。
「NHKは選挙報道や災害報道に強いと言われ、確かにそういう時には視聴者が増えます。だからともすると、いざとなったら見てもらえるんだ、と思い込んでしまうことにもなりかねない。
 でも最近の調査だと、いざとなっても多くの人は見慣れたチャンネルをつける傾向があるんです。最近でも台風19号や即位礼正殿の儀などではNHKの視聴率は上がるのですが、その中の59歳以下のデータをとると、確かに1位ではあるんですが、民放の視聴率と大差がないんです。だから、若い人たちに普段からもっと見てもらえる局にしていかないと、将来は非常に厳しい状況になりかねないわけです」
 そこでNHKは、従来のNHKのイメージを破るような企画を手掛けていこうとしている。大ヒットした『チコちゃんに叱られる!』もそのひとつかしれない。この番組については、本特集では昨年大きく取り上げたので、今回は、後で簡単に触れるにとどめよう。『チコちゃん』ほど知られてはいないのだが、NHKも幾つかの試みを成功させている。大里センター長の話を続けよう。
「局内でも20~30代の若いディレクターに企画を出してもらって若い人向けの番組を作っていこうとしており、その結果生まれたのが、例えばこの4月からスタートした土曜夜11時台の『よるドラ』です。
 1月から『ゾンビが来たから人生見つめなおした件』というドラマを放送し、その後4月からその枠を定時化しました。それが『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』です。続いて7月期には『だから私は推しました』、10月期には『決してマネしないでください。』を放送しています。そしてその連続ドラマの間に2話とか3話ですが、『ドラマ 聖☆おにいさん』も放送しました。
 従来、NHKでドラマというと、大河ドラマか朝ドラが代表的でした。でも、今は若い人がやる『よるドラ』のような枠もできたわけで、ドラマ部も盛り上がっています。『よるドラ』は20代から30代によく見られているのですが、なかには10代の視聴者もいます。
 例えば『だから私は推しました』の関連で、架空のアイドルのツイッターを立ち上げてみるという試みをしたのですが、2万ものフォロワーがついたのですね。NHKオンデマンドを利用して、スマホで見ている方も多いようです。プロデューサーはまだ20代の女性です。
 ドラマ制作については、『よるドラ』の最初の作品はNHKドラマ部で作りましたが、『決してマネしないでください。』は企画競争をしたうえで外部のプロダクションに制作をしていただいています。また『ドラマ 聖☆おにいさん』は、NHKが放送権を買って放送しているものです」

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