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Friday, May 5, 2023

フリーメイソン、世界一有名な秘密結社はなぜ“陰謀論“で語られる? 歴史と理由を考察 - Real Sound

■世界一有名な秘密結社・フリーメイソン

 この世界には秘密結社と呼ばれる組織がある。「秘密」とつくだけあって、構成員が秘匿されていたり、活動内容が秘匿されていたりと神秘的なイメージのある秘密結社はなにかとフィクションの題材になりがちだ。

 クー・クラックス・クラン(KKK)、イルミナティ、テンプル騎士団などフィクションに頻出する組織は幾つかあるが、最も有名なのは間違いなくフリーメイソンだろう。

 陰謀論もので大人気の組織であり、登場するフィクション作品は数多い。『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめとするダン・ブラウンのロバート・ラングドン教授シリーズなどその最たる例では無いだろうか。メイソンの会員数は全世界で300万人を越えており、恐らくは世界最大の秘密結社でもある。

 実際のところ、フリーメイソンは活動内容を明かしており、日本の会員である高須クリニックの高須克弥院長は活動内容を積極的に発信していた。宗教、政治の話は厳格にNGで、実際はボランティア活動や交流会を行っているとのことだ。フリーメイソンの会員には区分された役割があり、高須氏は2019年に役員になり、金庫番に就任したと明かしている。

 自らがフリーメイソン会員であることを明かした上に、役員に就任したことまで堂々と公言している高須氏に謎の失踪を遂げるなどの不幸が降りかかっていないところを見ると、どうも実際のフリーメイソンは世間で思われているような組織ではないかもしれない。

 フリーメイソン日本グランドロッジ(ロッジ=集会所のこと)には公式サイトもある(発見した筆者も驚いた)。

 欧米では、孤児や寡婦を保護するメイソン・ホームの運営、病院や学校の建設も行っており、アメリカでは「フリーメイソンは慈善団体」というのが一般的なイメージのようだ。

 では、フィクションの世界でよく見るフリーメイソンのきな臭いイメージはどこから来ているのだろうか?

■フリーメイソンの起源

 まずはフリーメイソンという組織の起源について示しておこう。

 フリーメイソンの起源は諸説あるが、日本で広く流布しているのは「中世の石工職人ギルド発祥」説だ。

 世界史を齧った方ならご存じの事と思うが、中世ヨーロッパでは同業者たちがギルドと呼ばれる相互扶助組織をつくり、互いの利益や技術の保持に努めていた。フリーメイソンの起源は中世スコットランドの建築ギルドに所属していた石工たちがつくった独自組織であるというのがこの説の大枠である。

 フリーメイソンのシンボルマークに直角定規、コンパス、などの道具が見られるのはルーツが建築業者のギルドにあるためと聞けば納得だろう。フリーメイソン会員には徒弟(Entered Apprentice)、職人(Fellow Craft)、親方(Master Mason)の3階級があるが、このような名前がついているのも同様の理由である。

 中世、近世において教会やお城の建築材は石だった。石工は王族、領主、聖職者などの権力者たちにとって重要な存在であり、庇護の対象だった。当時の石工は、免税や移動の自由の保障など特権を有しており、フリーメイソンはフリー(免除)とメイソン(石工)を意味していると言われている。

■フリーメイソンと薔薇十字団とオカルティズム

 さて、発祥が石工のギルドというどう見てな実践的な組織として始まったフリーメイソンだが、フィクションの世界に置けるフリーメイソンはオカルティックなイメージが強い。ダン・ブラウンの小説などその典型例だろう。

 フリーメイソンのオカルティックなイメージについて語るには、別の秘密結社である薔薇十字団について言及しなければならない。

 薔薇十字団は十七世紀に突如として現れた秘密結社で、1614年にドイツのカッセルで出版された『友愛団の名声』という小冊子で初めて歴史に記録を残す。

 発足以後、その思想は教皇制の打破などの思想へと過激化。1616年にフランスで発行された『化学の結婚』によると薔薇十字団は魔術や錬金術を行うオカルティズムな方法で世界を救う集団であるとされている。

 以降、薔薇十字団は表舞台から姿を消すが、1623年のパリで「薔薇十字団長老会議長」の署名が入ったポスターが一夜にしてパリの街中の壁に張り出される事件が起きる。

 警察の大掛かりな捜査にも関わらず犯人は見つからず、事件は迷宮入りしている。

 以降、本筋の薔薇十字団の活動記録は無く、薔薇十字団は1614-1616というごく短い期間しか活動した確たる記録が無いことになる。

 16世紀後半には魔女狩りを初めとするオカルティズムヘの弾圧が激化していた事情もあるがそれにしても早い退場である。

 だが、このごく短期間で人々の話題となったことが薔薇十字団の伝説性を高めたのではないだろうか。

 その後、薔薇十字団から派生したと名乗る組織や薔薇十字団から影響を受けた組織が誕生していく。

 薔薇十字団の同志たちが17世紀にこぞってフリーメイソンに加入し、薔薇十字団独特の錬金術的なシンボルをメイソン内に持ち込んだと言われている。フリーメイソンのオカルティックなイメージはこの時代以降のものだ。

 アラン・ムーア原作、エディ・キャンベル作画のグラフィックノベル『フロム・ヘル』は19世紀末のロンドンで起きた悪名高い未解決連続殺人事件「切り裂きジャック」を題材としているが、同作には多分に魔術的な要素が含まれている。

 ムーアは本作で、真犯人は外科医のウィリアム・ガル(1816-1890)であるとの説を採用しているが、第四章「王は汝に何を求めたるや?」ほぼ丸々使ってロンドンの魔術的シンボルをガルに延々と語らせている。

 第二章でガルはフリーメイソンに入社するが、ここでガルは目隠しをされて肩と足を露出している。これは実際のメイソン入社式に忠実だ。

 澁澤龍彦(著)『秘密結社の手帖』によると、この儀式には錬金術的な意味合いとソロモン宮殿を建築した伝説的建築家ヒラムの伝説をなぞる意味あいがあるとのことだ。

 建築ギルドのルーツと薔薇十字団の錬金術的要素が融合したものと考えてもいいのではないだろうか。

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〈実は結構動くんです〉日本一有名なハシビロコウのふたばと掛川 ... - 特選街Web

掛川花鳥園で暮らす「ふたば」は日本一有名なハシビロコウといわれています。動かない鳥として有名なハシビロコウですが、ふたばは、若い頃ははしゃいで何度もジャンプするような振る舞いが「ハシビロコウの常識を覆す存在」としてファンから大人気。そんなふたばも来園して以来7年が経ちました。少し大人なレディに成長した「ふたば」に注目です。

本稿は『ハシビロコウのふたば ~掛川花鳥園の仲間たちといっしょ~』(辰巳出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

日本一有名なハシビロコウ

掛川花鳥園のハシビロコウ「ふたば」とは

2016年3月15日にアフリカ・タンザニアから掛川花鳥園にやってきたハシビロコウのふたばは、
お茶目で可愛い姿で全国的にも名が知られる人気のハシビロコウです。

ふたばは掛川花鳥園に来て7年目。花咲く楽園で暮らし、ユニークな仲間たちと一緒に楽しく暮らしています。

◆ふたばのプロフィール

画像: ◆ふたばのプロフィール

来園:2016年3月15日
出身地:アフリカ・タンザニア
年齢:推定7歳以上
性別:メス
一般公開:2016年7月1日
身長:約1.2メートル
体重:約5キログラム

掛川花鳥園とは

静岡県掛川市にある掛川花鳥園は、広大な敷地の中で、花と鳥たちの美しさに心奪われるテーマパーク。

画像: 掛川花鳥園とは

冷暖房完備の大温室(ガラスハウス)で、暑い日も寒い日も、雨の日でも、一年中快適に安心して楽しめます。

放し飼いにされている鳥たちとふれあうだけでなく毎日開催のバードショー(観覧無料)や様々なイベント体験(有料あり)も楽しめます。

掛川花鳥園
住所:静岡県掛川市南西郷1517
TEL:0537-62-6363
開園時間:9:00~16:30(最終入場30分前)
     GW、お盆期間、年末年始は変則的
休園日:第2・第4木曜日(祝日、繁忙期を除く)
入園料:大人(中学生以上)1,500円、小学生700円
    シニア(65歳以上)1,100円 幼児無料 
    団体割引、各種割引、年間パスポートあり
※開園時間など変更になる場合もありますので、事前にオフィシャルサイトでご確認ください。
URL:https://k-hana-tori.com/

大人になった7年目のふたば

掛川花鳥園で7年間を過ごすうち、ふたばも大人になりました。

ハシビロコウは成長とともに、瞳とクチバシの色が変化するそうです。

ふたばは瞳の色はオレンジ色から黄色に、クチバシの黒い斑点も薄くなってきました。

普段の行動も落ち着いてきて、まさにレディの品格。

画像: 2019年のふたば

2019年のふたば

画像: 2023年のふたば

2023年のふたば

動かない鳥と言われるハシビロコウだけど…

動かない鳥と言われるハシビロコウ。
動物園でハシビロコウを見かけた人は、そのピクリとも動かない姿に、もしや置き物では?と思った方も多いのではないでしょうか。

若い頃ははしゃいで何度もジャンプするような振る舞いがファンから大人気でした。

最近は少し行動が落ち着いてきましたが、まだまだ若いふたば。

ふたばのダイナミックな動きを少し紹介しましょう。

◆藁あそび

一時期のふたばにとっていいおもちゃでした。

画像: ふたばは嵐の後のように散らかしまくります

ふたばは嵐の後のように散らかしまくります

◆ブルブル

全身を覆う大量の羽を整えるための動作。白目と激しい動きがユニーク!

画像: ◆ブルブル

◆ごはんタイム

すんなり食べないのがふたば流。

画像: ◆ごはんタイム

ふたばの愉快な仲間たち

掛川花鳥園にはふたばの仲間も暮らしています。

ここでは、間近で眺めたり腕に乗せることができるフクロウや、自慢の飛行能力を見せるタカ、個性豊かな鳥たちと触れ合うことができます。

ここでは一部の仲間を紹介しましょう!

ケープペンギン

ペンギンといえばよちよち歩きがかわいい印象ですが、バードショーではそんなイメージをくつがえす機敏な動きを見せています。スタッフを見分けてよくなつくペンギンは、スタッフとの人馬一体ならぬ人鳥一体の芸で楽しませてくれます。

画像: ケープペンギン

クロエリセイタカシギ

水辺のある温室で暮らす、50羽あまりのシギたちの集団の動きは、まるでマスゲーム。水面に反射する姿も美しい。小さな身体に針のような細長いクチバシと足が特徴です。

画像: クロエリセイタカシギ

コガネメキシコインコ

穀類、種子、果物を主食とする全長約30cmの中型インコ。温室内ではいくつかの群れがあり、大きな鳴き声とともに一斉に飛び回る姿は圧巻です。70羽近いインコたちの中には、ごはんをカップごと持って行ってしまうイタズラ好きもいるので、インコの動きに注意。上手に誘導して身体に乗せる楽しみも。

画像: コガネメキシコインコ

『ハシビロコウのふたば』が発売!

7年目のふたばと掛川花鳥園20周年に相応しい写真集

画像: 『ハシビロコウのふたば ~掛川花鳥園の仲間たちといっしょ~』(辰巳出版)

『ハシビロコウのふたば ~掛川花鳥園の仲間たちといっしょ~』(辰巳出版)

本書では、来園して7年目のふたばとその仲間たちと掛川花鳥園20年の歩みを、ふたばのダイナミックな写真とともに紹介されています。

普段は滅多に見ることができない食事シーンや、ふたばの冠羽(アホ毛じゃないよ)コレクション、
飼育スタッフさんが撮影した超至近距離ショットなど、マニアにはたまらないショットが満載。

ハシビロコウファンはもちろん、「ハシビロコウは動かない鳥」だと思い込んでいた方にとっては固定概念を覆す一冊です。掛川花鳥園にふたばとその仲間たちを見に行きたくなること間違いなし!

画像: 〈実は結構動くんです〉日本一有名なハシビロコウのふたばと掛川花鳥園のなかまたち

【Amazon.jp限定】ハシビロコウのふたば ~掛川花鳥園の仲間たちといっしょ~ 特製ステッカー付き限定版

¥1,540

2023-05-02 13:01

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